難聴者の暮らしの隅々に、合理的配慮 を !



京 都 府 難 聴 者 協 会 会長  

滝野 千里

 新しい年を迎え、ご家族水入らずで穏やかにお過ごしのことと思います。
昨年は、大きな行事がありました。5月11~12日には日身連の全国大会in京都が京都パレスプラザで開催され、4月制定の「障害者差別解消法」への評価とこれまで以上に、私たち自身の合理的配慮への具体的な動きが求められることが話題になりました。11月26日~28日には、全難聴全国福祉大会in奈良が定員をはるかに超える500人規模で開催されました。聞こえの健康支援センター構想の分科会を、近畿ブロックで担当しています。全国の仲間との懇親会も300人規模で開催され、全国各地の事情を交流の中で知りました。
 京都府聴言センターでの毎月の機関紙「JOHO」の発送や前期要約筆記者養成講座での難聴者講師としての役割を遂行しています。また、事業体と一緒になって、遠隔情報保障システムについて、複数回の研修の場を持ちました。女性部を専門部として立ち上げ、まほろば大会へのバザー用品提出など取り組めています。青年部と高年部の活動やより良い聞こえを目指していく願いにそった研修会も行われました。ホームページを立ち上げたことにより、編集委員会を広報委員会と名称をかえて、整理するなどの動きもありました。
2017年は、手話言語条例や情報アクセスバリアフリー条例の制定に各ブロック単位で取り組む年になるのではないかと思います。社会的不利益を解消していくためには、今すぐにまっすぐに取り組むことが求められます。合理的配慮を社会の各場面において、具体的に求めていくことが大切になっています。遠隔情報支援機器・音声認識率も向上するなどの技術を活用して、困難を軽減していきましょう。音声が主流の電話も文字化機能がつくようになっています。私たちの暮らしを便利にしていくために知恵を絞って、暮らしにどんどん取り入れていく流れを、学習会などを設けて築いていきたいと考えています。
難聴者の活動も新しい情報支援機器をとことん活用すれば、移動にかかる時間もお金も節約できるのではないかと思っています。みんなで、楽しい今年一年間をまた新しく作って行きましょう。

 私たちは、京都府聴覚言語障害センターに置いている事務所を拠点として、耳が聞こえない人々の存在に気づきと合理的配慮のある地域社会となるように頑張ります。

トップページのスライド写真は、雪をかぶった金閣寺・銀閣寺です。

下記スライドショウと動画は、H29年3月19日、耳の日記念集会・参加行事の一部です。
会場:京都テルサにおいて、午後12時半から午後4時まで、1,000人を超える参加者が集い、記念式典、基調報告、
新レインボープランの報告に続きアトラクションには、龍谷大学の「バトン・チア・SPUIRITS」の皆さんによる
華麗なパフォーマンス、「デフマジシャン ミスターかわづ」の不思議な楽しいマジックショーを堪能しました。
口丹・北部・京都市・乙訓・山城の各地域からの活動報告がありました。
来年は、2018年2月24日(土)長岡京記念文化会館です。

 

龍谷大学の「バトン・チア・SPUIRITS」