暮らしの場に、合理的配慮を当たり前に求めていこう!



京 都 府 難 聴 者 協 会 会長  

滝野 千里

 皆さん、こんにちは。
私たちの新年度が始まります。昨年度は日身連全国大会や全難聴まほろば大会がありました。全国の仲間と触れ合うことで、刺激も得た一年間だったと思います。2017年度11月、長岡京市で京都府身体障害者連合会主催の「障害者の集い」が予定されています。北部ブロックでは、要約筆記・字幕のスクリーンの使い方をど真ん中に据えています。次は、耳の日記念集会でも会場設営で生かして、この風景を府民の皆さんに見慣れてもらって、世の中の常識になりたいと思います。
障害者差別解消法、手話言語や情報コミュニケーション条例の制定の動きがみられるようになりました。京都府下をみると、城陽市・京都市・向日市に手話言語条例が制定されています。京都府難聴者協会の組織がある市町村では、手話と共に要約筆記・字幕など多様なコミュニケーション手段に重きを置いた検討委員会があります。条例の制定によって、私たちの暮らしも少しずつ変えていけると希望をもっています。会場のどこに座っても聞こえの保障がえられる合理的配慮を求めていくために、何ができるのかを3ブロックを基礎にすえて具体的に考えて、要約筆記者と共に私たちの社会参加の場を整えていきたいと思います。
そのために難聴者の心理をよく理解してくださっている私たちの応援団である要約筆記者と難聴者が社会的に置かれている不利益とその仕組みの現状と課題をよく語り合い、改善策を検討する話し合いの場を継続しています。
今年度は、京都府から会話支援機器として、磁気誘導ループとUDトークの助成を得ました。いろいろ試行しながら、遠隔情報システムに活用していきたいと考えます。難聴者としてのニーズを社会に発信し続け、よりよい暮らしを手に入れることができるように、進めていきましょう。
私たちにできることを北部・中部・南部の3つのブロックを軸に、取り組んでいきましょう。
 私たちは、京都府聴覚言語障害センターに置いている事務所を拠点として、耳が聞こえない人々の存在に気づきと合理的配慮のある地域社会となるように頑張ります。